鉄夢-PlayTrack
開発ポイント
自分だけの情景の創造を手助けするWebアプリケーション
鉄道模型を楽しむ時、線路を敷き、その周りに駅や道路、建物を置いたりして情景のミニチュア(ジオラマ)を作っていきます。鉄道模型ではそれを「レイアウト」と呼びます。そのレイアウトの創造を手助けするWebアプリケーションがPlayTrackです。
「PlayTrack」はKATO全面協力により、KATO線路システム「ユニトラック」をサポートします。
ユニトラック新製品パーツを迅速に提供。新製品を用いたサンプルレイアウトパターンもいち早く提供します。
ICTで変化するビジネス環境。鉄道模型の世界は、変化を待ち望んでいた。
鉄道模型とは、「目の前に存在する模型そのものに触れる」というリアルな楽しみを追求する人たちの世界。
ICTの導入に関しては、メーカー内にも、販売店様の中にも、懐疑的な見方が残っていました。
そんなこだわりの強い世界が、PlayTrackの開発を機に、急速な変化を経験します。
どんな変化だったのか。プロファイアとKATO様の担当者同士、深く語り合っていただきました。
- 関 良太郎氏 (線路設計課長)
線路・建物などの設計業務を担当。PlayTrackの開発には、図形データの提供などを通じプロファイアに協力。
- 浅野 和弘氏 (商品開発担当)
商品の企画開発全般を担当。Play Trackの総合窓口、後方支援として
プロファイアに協力。
- 櫻井 信也 (プロジェクトリーダー/研究・開発担当)
プレイトラック立ち上げに当たり、企画、制作、リリース、運営までプロジェクトリーダーとして参画。
座談会|PlayTrackで変る鉄道模型の世界
KATO(以下「K」)浅野:実はプロファイアさんからお話いただく前にも、鉄道模型の世界にICTを取り入れようという考えはあって、実際にトライしてみたこともあったんですよ。結局うまくいかなくて、それ以来、あまり積極的に進めてはこなかったんですけど。
K関:うちはやっぱり、実物の模型としての価値に誇りを持っている人間が多いものですから、 いくらいいソフトができても、モノにつながらなければ話になりません。 そういう点で、なかなかICTとの接点を見つけるのには時間がかかりましたね。
プロファイア(以下「P」)櫻井:そのわりには、PlayTrackの提案にはすぐご理解をいただいて、本当にこんなに任されちゃっていいのかな、と初めはちょっと不安でした。
K浅野:最初に櫻井さんからPlayTrackの説明を聞いた時は、「必要な時期に必要な提案が来た」という印象でしたね。お客様の中にも「待ってました」という人が多いだろうと思いました。
K関:うちの線路の特長を、初めから見事に反映してましたね。微妙な「しなり」まで計算に入れて開発してくれたのには驚きました。「まさにうちの製品だ」と感じました。
P櫻井:なじませつなぎですよね。実際の模型で可能なわけですから、機能として網羅すべきだろうと考えました。
K関:そのユーザーとしての視点もお持ちのところが、うちにとっても勉強になるし、このプロジェクトを進めることになったポイントですよね。
P櫻井:でも、大切な図面までバサッと渡された時には、ちょっとびっくりしました。
K浅野:うちとしては異例中の異例ですよ。実は、こうして外部の方とパートナーシップを組んでビジネスをやっていくのは初めてなんです。
K関:何にも外に出さない。モーターまで自社で作ってしまう会社ですから。
K浅野:櫻井さんには、もう社員になってもらったものとして、お客様にも直接接していただいています。
P櫻井:お客様にふれると、やっぱりお子さんの馴染みの早さに驚きますよね。ちょっと基本操作を教えただけで、1時間もしないうちに「らしい」レイアウトプランを組んてしまってましたね。
K浅野:もうあの世代は、模型よりパソコンのほうがよっぽど親和性が高いみたいですね。でも、実際のモノを手にして、電車を走らせる、線路を組み合わせる、ということには目を輝かせていますから、
「実物の潜在ニーズをソフトでひきだす」というのが、
これからの鉄道模型のビジネスの在り方の一つになっていくでしょうね。
K関:販売店さんも、そうしたユーザーの変化には敏感ですよね。
P櫻井:販売店様向けのセールスミーティングでも、あんなに質問が出るとは思いませんでした。
K関:自分でプランニングをしてみて、それをもとに模型を売ろうかとか、みんな「自分ならどういう売り方ができるか」って考えてるんですね。
K浅野:ユーザーさんや販売店さんの食いつきがいいと、社内の反応も変わってきますね。これまで何もかも中で済ませてきた弊社も、櫻井さんに社員同様に入り込んでいただいて、新しいことに目を向けようという気運になりつつあります。
K関:私たち設計者からしてみたら、もう設計という業務そのものが変わっていくでしょう。このソフトができていちばん喜んだのは、CADを扱っていた私たちかも知れませんね。
K浅野:最初に櫻井さんからPlayTrackの説明を聞いた時は、「必要な時期に必要な提案が来た」という印象でしたね。お客様の中にも「待ってました」という人が多いだろうと思いました。
K関:うちの線路の特長を、初めから見事に反映してましたね。微妙な「しなり」まで計算に入れて開発してくれたのには驚きました。「まさにうちの製品だ」と感じました。
P櫻井:なじませつなぎですよね。実際の模型で可能なわけですから、機能として網羅すべきだろうと考えました。
K関:そのユーザーとしての視点もお持ちのところが、うちにとっても勉強になるし、このプロジェクトを進めることになったポイントですよね。
P櫻井:でも、大切な図面までバサッと渡された時には、ちょっとびっくりしました。
K浅野:うちとしては異例中の異例ですよ。実は、こうして外部の方とパートナーシップを組んでビジネスをやっていくのは初めてなんです。
K関:何にも外に出さない。モーターまで自社で作ってしまう会社ですから。
K浅野:櫻井さんには、もう社員になってもらったものとして、お客様にも直接接していただいています。
P櫻井:お客様にふれると、やっぱりお子さんの馴染みの早さに驚きますよね。ちょっと基本操作を教えただけで、1時間もしないうちに「らしい」レイアウトプランを組んてしまってましたね。
K浅野:もうあの世代は、模型よりパソコンのほうがよっぽど親和性が高いみたいですね。でも、実際のモノを手にして、電車を走らせる、線路を組み合わせる、ということには目を輝かせていますから、
「実物の潜在ニーズをソフトでひきだす」というのが、
これからの鉄道模型のビジネスの在り方の一つになっていくでしょうね。
K関:販売店さんも、そうしたユーザーの変化には敏感ですよね。
P櫻井:販売店様向けのセールスミーティングでも、あんなに質問が出るとは思いませんでした。
K関:自分でプランニングをしてみて、それをもとに模型を売ろうかとか、みんな「自分ならどういう売り方ができるか」って考えてるんですね。
K浅野:ユーザーさんや販売店さんの食いつきがいいと、社内の反応も変わってきますね。これまで何もかも中で済ませてきた弊社も、櫻井さんに社員同様に入り込んでいただいて、新しいことに目を向けようという気運になりつつあります。
K関:私たち設計者からしてみたら、もう設計という業務そのものが変わっていくでしょう。このソフトができていちばん喜んだのは、CADを扱っていた私たちかも知れませんね。
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